熱田神宮奉納鍛錬向こう鎚体験

京都居合道会の真剣斬り稽古で使用する刀はほとんど藤安刀匠の手による注文打ちの刀です。

藤安刀匠は古刀再現の糸口を見出した刀匠として知られています。

一般の方にはフジテレビのザ・ベストハウス123で鉄パイプ切断に使われた御刀を打たれた刀匠と説明した方ががピンとくるかもしれません。

藤安刀匠は刀は刃物であり使うものだとおっしゃられています。

事実、藤安刀匠の御刀は非常に強度が高いため、真剣斬りの稽古に適しています。

藤安刀匠の御刀に出会ってから当会の真剣斬りの技術は劇的に進歩しました。

先日の藤森神社での奉納演武にご見学にいらした際に7月の熱田神宮で奉納鍛錬を行います。

向こう鎚の体験も出来るので来てみてはどうかとご招待いただきましたので京都居合道会として参加させていただきました。

 

向こう鎚体験ですが、長蛇の列でした。

体験前に木の株を鎚で打つ練習があり、各刀匠から指導を受けます。

一般の方はあまり大きく振り上げずに刀匠一人に対して数人で参加です。

私と事務局長は、藤安刀匠自らお相手していただき、一対一で向こう鎚の体験ができました。藤安先生、ありがとうございます!

普段から重量物を持って鍛えていますが、鎚の重さは感覚が異なるため苦戦しました。

動画を見返してみると左手の引きが足りず、右肩がかぶっていますね。

藤安先生、この度はご招待いただきましてありがとうございました。

会一同、大変喜んでおります。

京都居合道会では真剣斬りの稽古だけでなく、刀に関する様々な体験が出来ます。

 

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